農場で378人が体調不良訴え、農薬散布が原因か ペルー
(CNN) ペルーの国営メディアは18日までに、首都リマの南方約320キロにある町イカの農場で、近隣農地に散布された農薬を吸い込んだ労働者、少なくとも378人が体調不良を訴え病院で治療を受けたと伝えた。
労働者500人が16日午前に作業のための農場を訪れたが、その後、嘔吐(おうと)やめまいなどの症状を訴えた。大半が女性で、妊娠中の女性2人もいた。数時間前には近隣の畑で農薬散布が行われていた。
患者の多くは治療を受けた後、同日夜までに自宅に戻った。
当局は原因について調査を行っている。
農場ではアスパラガスやかんきつ類などを栽培し、世界各国に出荷していた。