入院中のマンデラ元大統領、肺の感染症と診断
(CNN) 南アフリカ当局は11日、入院中のネルソン・マンデラ元大統領(94)の病名について、肺の感染症と診断されていることを明らかにした。
大統領府の発表によると、過去の肺感染症が再発したものの、医師団の治療が効果を上げているという。
マンデラ氏は先週末にプレトリア市内の病院に入院したと伝えられたが、具体的な病名は公表されていなかった。
マンデラ氏はアパルトヘイト(人種隔離政策)への抵抗運動を率いた人物として知られる。27年間に及んだ獄中生活から1990年に釈放され、94年に大統領に就任した。