米国務長官がアフガン訪問 カルザイ大統領と会談
25日の共同会見ではこれを「報道陣が作り上げた誤解だ」と強く否定し、「外国軍に出て行ってほしければ、殺りくをやめることがタリバーンの最善策だ。だがそれは、米国とタリバーンが結託しているという意味ではない」と説明した。
同大統領はまた、中部ワルダク州で米特殊部隊が住民の虐待や殺害に関与しているとされた問題についても、アフガン側からの抗議の結果、部隊は撤退して暴力は止まったと述べた。
アフガンではこの日、カブール近郊のバグラム空軍基地に設置されたテロ容疑者収容所が米国からアフガン当局に移管された。移管計画が発表されてから1年に及ぶ交渉の末、23日に両国間の合意が成立していた。合意には、タリバーンのメンバーなど重要容疑者の扱いについて、米国がアフガン側に情報を提供し、釈放前には米国と協議することなどが盛り込まれた。