シリア大統領、辞任拒否 政権崩壊で中東への悪影響主張

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
シリアのアサド大統領

シリアのアサド大統領

(CNN) 内戦下にあるシリアのアサド大統領は6日までに、トルコのテレビ局との会見に応じ、自らの今後の動向について他国の要求には影響されないと欧米が強める退任圧力には屈しない考えを示した。

また、自らは「シリア国民が選んだ指導者」であることを強調し、大統領在位の是非は外国ではなくシリア国民が決めると述べた。

トルコのウルサルTVと5日に会見したもので、アサド氏が外国メディアの取材に応じるのは異例。大統領はこの中で、国内の批判派との話し合いは歓迎すると表明しながらも、参加者はあくまでシリア人であるべきと強調。譲れない一線は、外国の干渉の排除であると続けた。

さらに自らの政権が崩壊した場合、その影響はドミノ効果となって中東の他国にも及ぶと主張。「現政権を支持しないアラブ諸国は独立して行動しておらず、外国の導きで動いている」と述べた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「アラブの春」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]