トルコ爆発事件、死者46人に トルコ人9人拘束 シリア国境

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トルコ・ハタイ県にあるシリア難民キャンプの子どもたち。今回の爆発にシリア政府が関与しているとの見方も

トルコ・ハタイ県にあるシリア難民キャンプの子どもたち。今回の爆発にシリア政府が関与しているとの見方も

トルコ南部レイハンル(CNN) シリア国境に近いトルコ南部ハタイ県レイハンルで11日に起きた爆発による死者は、少なくとも46人に達した。当局は12日までにトルコ人9人を拘束した。

トルコのギュレル内相によると、11日深夜の時点で負傷者50人が入院中。このうち29人が重体となっている。

アタライ副首相は、犯行グループが「シリア政権の情報機関と接触していた」と断定。関与した人物もほぼ特定されたと述べた。

一方シリアのゾービ情報相は、同国政府として死者を悼むと述べたうえで、犯行には一切関与していないと主張。またシリアへの武器や爆弾、資金、「殺人者」の流入にトルコ政府が加担していると非難した。

レイハンルの町では12日、犠牲者の埋葬に遺族らが集まった。ガラスや金属片が散乱する爆発現場の路上で泣く人の姿もあった。

国連難民高等弁務官事務所によると、トルコには内戦の戦火を逃れたシリア人30万人近くが流れ込んでいる。レイハンルの住民らの間では、シリア人排斥の動きも目立ち始めている。

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