マンデラ元大統領が退院、自宅で集中治療継続 南ア
ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカの大統領府は1日、6月から首都プレトリアの病院に入院していたネルソン・マンデラ元大統領(95)が退院したと発表した。
大統領府によると、マンデラ元大統領は依然として重篤な状態にあり、時折容体が不安定になることもあるものの、ヨハネスブルクの自宅にいても病院と同じレベルの集中治療は継続できると医師団が判断した。「(マンデラ氏は)さまざまな病による困難に見舞われながらも、常に気品と不屈の精神を発揮している」としている。
元大統領は肺の感染症のため6月8日に入院し、7月に病院で95歳の誕生日を迎えた。8月31日には退院したとの情報が流れたが、関係者によればこの日はまだ病院にいたといい、「31日朝にヨハネスブルクの自宅に戻ったと親族が勘違いした」という。