訪米終えて帰国のイラン大統領、反対派が靴投げつけ
(CNN) イランのロハニ大統領は28日、訪問先の米国から帰国した。空港では、米国との対話に反対するデモ隊が大統領に靴を投げつける騒ぎがあった。
ロハニ大統領は国連総会出席のため米国を訪問し、27日にはオバマ米大統領と電話で会談した。米国とイランのトップが直接会話したのは1979年以来。イラン核問題解決への期待感が高まっている。
政府系ファラル通信によると、こうした動きに抗議するグループが、テヘランの空港に降り立ったロハニ大統領に靴を投げつけた。ロハニ大統領は側近らとともに無事空港を去り、支持者らのグループがこれに続いた。
中東では文化的、宗教的理由により、靴を投げる行為が大きな侮辱とみなされる。