イエメンで武装勢力が病院を襲撃 52人死亡

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イエメン・サヌア(CNN) イエメンの首都サヌアで5日朝、国防省が武装勢力に襲われた。武装勢力は爆弾を積んだ車で国防省の建物に突っ込み、さらに建物内で治安部隊と銃撃戦になった。

イエメン国営サバ通信によると、狙われたのは国防省施設内の病院だという。またイエメン政府は、この襲撃で少なくとも52人が死亡したとしている。死者の中には4人の外国人医師が含まれており、さらにイエメンのハディ大統領の親戚も死亡したという。

襲撃は5日午前9時に発生し、治安部隊が国防省の建物の支配を取り戻すのに数時間を要した。今のところ犯行声明は出ていない。

イエメンは国際テロ組織アルカイダ系武装組織の中でも最も危険とされる「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」の拠点であり、さらに南部では独立運動が高まっており、暴力事件が頻発している。

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