南ア政府、追悼式の不手際認める 「偽通訳者」は否定
政府の調査ではジャンティさんの勤務先の会社も突き止めたという。しかし「経営陣をつかまえて話を聞き、答えさせようとしたものの、姿をくらましてしまった」とボゴパネズール氏は話し、「同社のサービスは以前から標準以下だった」とも明らかにした。
ジャンティさん本人は、「SAインタープリターズ」という会社に勤めていたと証言し、資格はこの会社を通じて取得したと説明。追悼式での手話通訳の仕事は「上司の女性」からの電話で紹介されたと話している。
ジャンティさんは同日、CNN系列のラジオ局702の取材に応じ、「大統領を含む数多くの記者会見に同席した。これまで私の通訳の間違いを指摘する者は1人もいなかった」などと主張。一方で、「統合失調症」を患い、治療を受けていることを認めていた。