メルケル政権、3期目に 大連立政権発足

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メルケル政権が3期目に入った

メルケル政権が3期目に入った

(CNN) ドイツ連邦議会(下院)は17日に行われた首相指名選挙で、キリスト教民主同盟のアンゲラ・メルケル党首を首相に選出した。大連立政権となったメルケル政権は3期目に突入する。

今回の連立政権は、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟とキリスト教社会同盟、さらに中道左派の社会民主党で構成される。メルケル氏は連邦議会で賛成462、反対150、棄権9で首相に選出され、直後に宣誓就任した。

メルケル首相が再選されたことで、9月22日の総選挙後、約3カ月続いた政治空白は解消された。

9月の選挙で、キリスト教民主同盟とキリスト教社会同盟は圧勝できず、また連立相手だった自由民主党の得票率が5%に届かずに議席を失ったため、選挙で戦った社会民主党との大連立案が浮上した。そして先月、2015年1月からの時給8.5ユーロ(約1200円)の法定最低賃金制度の導入など、社会民主党が支持する複数の案が盛り込まれた連立合意が成立した。

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