ロシア大統領、クリミア占領を否定 欧米はウクライナ支援表明
ウクライナのセルゲイエフ国連大使は3日、ロシア軍がこの1週間で1万6000人の兵力をクリミア半島へ送り込んだと語った。
プーチン大統領はこれに対し、クリミア半島に新たな軍要員を投入した事実はなく、現地に駐留している2万5000人のロシア軍部隊も今回の対立には関与していないと主張。4日には、ウクライナ国境付近で軍事演習を実施していた部隊に撤収を命じたという。
ロシアの国営メディアはウクライナ軍兵士数千人が離反してロシア側についたと伝えたが、ウクライナ政府はこれを否定している。
ウクライナの国家安全保障防衛委員会(NSDC)が議会に報告したところによると、ウクライナ軍はロシア国境の検問所で警備要員を2倍に増強した。