豪捜索機がオレンジ色の物体発見 マレーシア機不明

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乗客の家族がマレーシアに到着

クアラルンプール(CNN) オーストラリア西部沖のインド洋で30日に行われたマレーシア航空機の捜索で、海上に複数の物体が見つかった。31日も航空機10機と船舶10隻の態勢で捜索が再開された。

30日は好天に恵まれ、オーストラリアの航空機が4個の物体を発見して写真を撮影した。物体はオレンジ色をしていて、長さは2メートル以上あった。行方不明になっているマレーシア機の残骸かどうかはまだ確認できていないが、当局者は「最も有望な手がかりの1つ」との見方を示している。

当局は画像を解析したうえで、現場の海域に船舶を向かわせるかどうかを決める。

オーストラリア海上保安局(AMSA)によると、30日の捜索は残骸と確認できるものは見つからないまま終了した。29日に船舶が回収した物体は、漁船などの装備だったことが分かったという。

8日にマレーシア機が行方を絶ってから既に3週間が経過。現在はオーストラリア西部沿岸から約1850キロの海域で捜索が続けられている。海上の捜索を行っているオーストラリア海軍艦にはブラックボックス探知機や無人潜水機が装備された。

中国の国営テレビは、同国の航空機が29日に3個の物体を確認し、目印のブイを投下したと伝えた。しかし30日になって、同国の航空機が発見したオレンジ色の物体は、死んだクラゲだったことが分かったという。

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