ウクライナ軍劣勢か、親ロシア派が装甲車を奪取
オバマ米大統領は米CBSニュースに対し、「ロシアがウクライナを不安定化させ、主権を侵害する行為を取れば、その代償を負うことになる。既にロシア経済は減退し、資本がロシアから流出している」と語り、新たな対ロシア制裁の可能性を示唆した。
北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務局長は、ベルギー・ブリュッセルで同日開かれた会合後、ウクライナの事態を受けてNATOの集団防衛強化に向けたさらなる軍事的措置を取ることで合意したと説明。一方で、NATOは政治的解決を支持すると強調した。
ジュネーブでは17日、米国務省のケリー長官とロシア、ウクライナ、EUの外相会談が行われる。
ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は15日、行政庁舎などの占拠を続ける親ロシア派の武装集団に対し、「対テロ作戦」の実施を宣言していた。