長期化する不明機捜索、豪州とマレーシアが新指針を策定
両国の間では数週間前に、捜索作業をオーストラリア主導で進めるという合意が交わされ、マレーシアとの協議を必要とするポイントもスケジュール上に明記されていた。新たな指針は、この合意内容に基づいて作成されている。
同氏によると、マレーシアの首都クアラルンプールでは、ATSBの検査官を含む専門家の国際チームが通信衛星のデータなどの分析を続けている。今後2~3週間のうちに、捜索範囲がさらに絞られたり移動したりする可能性もある。
インド洋南部では、米海軍の無人潜水機「ブルーフィン21」による海底の捜索が10日目を迎えた。
今月初めにブラックボックスが発したとみられる信号が受信された位置から半径10キロ以内の「最も可能性が高い範囲」についてはまもなく捜索が完了するため、今後数日がひとつの山場になるとみられている。