空港近くの建物で銃撃戦、運航業務に一時支障 アフガン首都
カブール(CNN) アフガニスタン内務省は17日、首都カブールにある国際空港近くで現地時間の同日午前4時半ごろ、武装勢力が建設中の建物を襲撃して一時乗っ取り、治安部隊らと銃撃戦になったと報告した。襲撃犯の6人はいずれも死亡した。
反政府武装勢力タリバーンの報道担当者が犯行を認めた。同空港の軍用区域を狙ったと述べた。内務省によると、治安部隊や民間人に犠牲者はいなかった。
現場は空港敷地の外から数百メートル離れた場所。この攻撃で、空港の民間航空業務が一時中断した。
地元警察によると、タリバーンの戦闘員は爆薬、ロケット弾や機関銃などの武器を用いたという。
アフガンではタリバーンによるテロ攻撃などが絶えず、カブールでは15日、大統領府職員らが乗る車両が襲われて少なくとも7人が死傷した。