エボラ流行、最初の患者はギニアの2歳児か 国際チーム
ウイルスは2月、医療関係者からさらに近隣の村へ拡大した。この時期の患者の主な症状は発熱、おう吐、重度の下痢で、出血はあまりみられなかったという。
ギニアの保健省や国際医療支援団体、国境なき医師団には3月初めに報告が入り、調査団が現地入りした。
論文をまとめた研究チームは、フランス、ドイツ、ギニアの研究機関と世界保健機関(WHO)、国境なき医師団の研究者で構成されている。
エボラ出血熱の感染はリベリア、シエラレオネ、ナイジェリアにも広がり、これまでに1000人近い死者が出ている。