チリ首都の地下鉄駅で爆発、8人負傷 「テロ」と非難
(CNN) チリの首都サンティアゴで8日、地下鉄駅のごみ箱が爆発し、8人が負傷した。政府の報道官は「テロ行為」と非難している。
チリ警察の報道官によると、爆発は市内の高級住宅地にあるエスクエラ・ミリタル駅で起きた。ごみ箱は駅の公共エリアに設置されていた。
負傷者の大半は駅のレストランにいた客で、年齢は30~65歳。爆発音による難聴や切り傷のほか、1人は骨折、もう1人は手の指を切断した。
地下鉄は現場の駅を通過して運行を続けている。この駅は毎日約15万人の通勤客らが利用する。
爆発についての犯行声明は出ていない。政府報道官は、反テロ法を適用して決然と対応すると述べた。
サンティアゴの地下鉄では今年7月、車両の中で爆発が起きたが、終電で乗客がいなかったため負傷者は出なかった。