排水溝に生後7日の赤ちゃん、出生翌日から放置か 豪
(CNN) オーストラリア・シドニー近郊のブラックタウンで23日、自転車道の排水溝に放置された新生児が見つかった。地元警察によると、30歳の女が殺人未遂容疑に問われている。
同日午前、自転車に乗っていた父娘が足元から聞こえる泣き声に気付き、排水溝のふたを持ち上げて中を調べた。深さ約2.5メートルの排水溝の底で新生児が泣いていたという。
新生児は病院へ運ばれたが重体。地元警察によると、殺人未遂容疑の女は保釈を認められず、24日に出廷する予定だという。
調べによると、この子は生後7日で、生まれた翌日からずっと排水溝に放置されていたとみられる。
助け出した父娘はベビー服の山を抱えて病院を見舞い、取材陣に「家族のいないこの子を励ますため、できるだけのことをしてあげたいと思った」と話した。