ISIS、10歳児によるロシア人「銃殺」のビデオを公表
今回の映像に出たアブドゥラと名乗る少年は以前出たビデオの中でカザフスタン出身と明かし、不信心者を殺害して成長したいとも述べていた。アジア系の顔立ちとなっている。
ロンドンに拠点がある反体制派「シリア人権監視機構」によると、ロシアは昨年12月末、シリアにあるISIS支配地域に潜入工作を仕掛けた。今回のビデオではロシア人とされる男性2人が聴取され、年齢を38歳と30歳と認める場面もあった。
また、ロシアの情報機関要員と白状し、ビデオは連邦保安局(FSB)と名指しした。ロシア通信によると、FSBとシリア駐在のロシア大使館はビデオの問題についてのコメントを拒否した。
ロシアのチェチェン共和国のラムザン・カドイロフ首長は今年1月4日、ロシアのインタファクス通信の取材にロシアはISISの内部に諜報(ちょうほう)網を築いていると認めたことがある。