米次世代戦闘機の情報盗まれる? 中国は否定

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香港(CNN) 中国が米国の次世代戦闘機の設計に関する情報を盗んだと伝えられたことに対し、「事実無根」と強く反論している。

この問題ではドイツのシュピーゲル誌が17日に、米国家安全保障局(NSA)の仕事を請け負っていたエドワード・スノーデン容疑者から入手したとする機密文書を公開した。この文書によれば、米当局者は最新鋭戦闘機「F35」のエンジンの図面やレーダーの設計も含め、大量の情報を中国に盗まれたと主張していた。

これに対して中国外務省の洪磊報道官は19日の記者会見で、中国が情報を盗んだという主張を裏付ける根拠があるのかと問いかけ、「サイバー攻撃は追跡が難しく、一般的に国境を越えて仕掛けられる。つまり攻撃の出所を突き止めるのは極めて困難だ」と強調した。

中国が現在開発中のステルス戦闘機「FC31」は、F35との類似性も指摘されている。軍事専門誌IHSジェーンズのルーベン・ジョンソン氏は、FC31の形状はF35に似ている部分もあるが、性能や技術面でF35に匹敵するかどうかは疑問だと指摘している。

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