香港の主婦、外国人家政婦への虐待で有罪

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虐待を受けた家政婦に話を聞く

香港(CNN) 香港の裁判所はこのほど、住み込みのインドネシア人家政婦を虐待した罪に問われた主婦を有罪とする判断を下した。量刑は27日に言い渡される。

羅允●(●は「丹」にさんづくり)被告(44)は2013年5月から9カ月間、家政婦として雇っていたインドネシア人のエリウィアナ・スリスチャニンシさん(23)に食事や睡眠を取らせないまま過酷な労働を強要し、身体的な暴力を加え続けたとして有罪を言い渡された。

エリウィアナさんはインドネシアからの出稼ぎで、羅被告が10代の息子、娘と暮らすマンションに派遣された。働き始めて1カ月たっても賃金が支払われず、脱出を試みたが連れ戻された。その時から被告の暴力が始まったという。

最初はこぶしで殴られ、さらにモップや掃除機の柄、ハンガーなどで殴打された。虐待の事実を口外したら故郷の両親の命はないと脅迫された。

空腹に耐えられず、隣人に食べ物をもらいに行ったが断られた。それを聞いた息子たちが羅被告に告げ口したため、さらに激しい脅迫を受けた。極度の睡眠不足のため仕事中に居眠りをすると、被告はエリウィアナさんの口に掃除機を押し付けたり、全裸にして冷水を浴びせたりしたという。

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