アイルランドで同性婚巡り国民投票、賛成多数なら憲法改正
一方、反対派のダブリン在住の女性は「私の考えでは、結婚とは歴史の始まりから男女間のものであって、これを変える理由はない」と話した。
アイルランド国内では賛成派のキャンペーン攻勢などから激しい議論が巻き起こっており、反対派が声を上げにくくなっている現状を指摘する声もあった。
同国のケニー首相は先に、賛成票を投じると明言。国民投票は「歴史を作る」機会であり、賛成票が偏見を「根絶」するだろうと付け加えた。
同国で大きな影響力を持つカトリック教会は信者に対し、どちらに投票するかといった呼びかけは行っていないが、ダブリンのマーティン大司教は書簡で、投票の「重大な意義を熟考」するよう呼びかけている。