チャド、自爆テロ対策でイスラム女性の「ブルカ」を禁止
政府の声明によれば、イスラム教やキリスト教の宗教指導者らはブルカの着用禁止令について説明を受けるとともに、信者への周知を図るよう求められたという。
15日のテロでは23人が死亡、100人以上がけがをした。自爆テロ犯4人も死亡した。
チャド政府は事件をボコ・ハラムの犯行だとしているが、犯行声明などは出ていない。
一部には、事件はチャドが隣国ニジェールとともにボコ・ハラム掃討作戦を行っていることへの報復だとの見方もある。
ニジェールでも17日、2つの村がボコ・ハラムに襲われ、少なくとも38人が死亡したと伝えられている。