バグダッド近辺でテロ続く、111人死傷 今度は市場で
(CNN) イラク内務省は13日、首都バグダッドの東部にある野菜市場で爆弾が爆発し、少なくとも36人が死亡、75人が負傷したと報告した。
現場はスークジャメーラ地区にある市場で混雑していたという。爆弾はトラックに仕掛けられていた。
バグダッド周辺では死傷者数が多いテロ攻撃などが再三発生。今週初めにはバグダッドから北へ約65キロ離れたバクーバのイスラム教シーア派宗徒が多数住む地区で車の自爆テロ攻撃が起き、30人が殺害された。イスラム教スンニ派の過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行を認めていた。
ISISはバグダッドにより近いシーア派が主流派の地区への攻撃も仕掛けている。先月にはバグダッドから北へ約32キロ離れたカーンバニサード町の屋外市場でトラックに積まれていた爆弾が爆発し、少なくとも86人が死亡していた。