駐韓米大使を切りつけた男に懲役12年 韓国
ソウル(CNN) 今年3月に韓国ソウルで駐韓米大使が刃物で襲われた事件で、ソウル中央地裁は11日、殺人未遂などの罪に問われた金基宗(キムギジョン)被告に懲役12年の判決を言い渡した。
金被告は外国使節への暴行や業務妨害の罪にも問われていた。
米大使館は判決へのコメントを避けた。
事件は3月5日、南北朝鮮の平和的な統一を求める団体が主催するイベントの会場で起きた。講演のために出席していたリッパート大使が切りつけられ、80針を縫う重傷を負った。傷は右の頬から下あごにかけてつけられ、長さ10センチ、深さ2.5センチにおよんだ。リッパート大使は左の腕と手にも5カ所の切り傷を負った。