ロシア旅客機、エジプト・シナイ半島で墜落 224人搭乗か
カイロ(CNN) エジプトのイスマイル首相は、ロシアの旅客機が31日、同国東部シナイ半島で墜落したと明らかにした。ロシア国営メディアは同機に224人が搭乗していたとしている。
ロシアの通信社スプートニクがエジプトの航空管制当局の話として伝えたところによると、同機はエジプトのリゾート地シャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かっていた。
同通信によると、ロシア航空当局筋は国営RIAノーボスチ通信に、墜落したのはロシアの航空会社コガリムアビアの9268便(エアバスA321型機)で、乗客217人、乗員7人が搭乗していたと語った。同機はシャルムエルシェイクを離陸してから23分後にレーダーから消えたという。
エジプト国営アルアフラム紙は、墜落地点はシナイ半島中部アルクンティラとアルカシーマの間で、救急車20台以上が現場に向かったと伝えた。
ロシア外務省は交流サイトのフェイスブックで、エジプトのロシア大使館が情報収集に当たっていると述べた。