ロシア機墜落、英米の爆弾説にエジプトとロシアが反論

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墜落現場で機体の残骸の捜査に当たる捜査員=ロシア非常事態省

墜落現場で機体の残骸の捜査に当たる捜査員=ロシア非常事態省

(CNN) ロシアの旅客機がエジプトで墜落した原因を巡って英国や米国から爆弾説が浮上したことに対し、ロシアとエジプトの当局者は5日、そうした説を裏付ける根拠はまだ何もないと反論した。一方、オバマ米大統領は「可能性は確実にある」、キャメロン英首相は「その可能性の方が大きい」と発言している。

ロシアのコガリムアビア航空9268便は10月31日、エジプトのシャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かう途中でシナイ半島に墜落し、搭乗していた224人全員が死亡した。

米当局者がCNNに語ったところでは、これまでに収集した情報を分析した結果、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」か、その系列組織が、同機に爆弾を仕掛けた可能性があることが分かった。

これについてオバマ大統領は5日、米テレビ局の取材に対し、「捜査当局や情報機関が時間をかけて確認した上で、確固たる見解を発表する」とした上で、「機内に爆弾があった可能性は確実にある」と述べた。

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