米軍、シナイ半島北部基地からの撤退を検討 ISISの脅威増大で
カメラなどの無人センサーを使って遠隔からシナイ半島の軍の動きを監視できるようになったことも、部隊の移動を検討する一因だという。
シナイ半島では遠隔地にある小規模な拠点は既に閉鎖されている。直近では昨年9月、北東部の拠点に対する攻撃の可能性が高まったとして人員が退避した。
移動計画が承認された場合、北部から南部へ移動させる兵士の数はまだ未定。移動は国際監視団が使っている最大基地のほか、監視所や検問所など20カ所以上が対象になる可能性がある。