ISIS、シリア軍機を撃墜と発表 パイロット拘束か
(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系のアマク通信は、ISISが22日にシリアの首都ダマスカス東郊でシリア軍機を撃墜し、パイロットを拘束したと伝えた。
英ロンドンに拠点を置く非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」も、ダマスカスの南東に位置するダクワでシリア軍機が墜落したと報告した。ただ墜落の原因が攻撃か故障か、乗員がどうなったのかについては情報がないとしている。シリア人権監視団はISISとシリア政権の両方と対立している。
ISISは、ジェット機が炎上する場面の映像も公開した。機体の翼にはシリア国旗が描かれているように見える。映像が本物かどうか、CNNは確認していない。
ISISはさらにパイロットの名前を発表し、出身地はシリア中部の都市ハマだと述べた。
シリア国内のメディアは墜落やパイロットの拘束を報道していない。