国際問題の対応力、トランプ氏「信頼」は9% EU世論調査
(CNN) 米調査機関ピューリサーチ・センターは30日までに、米大統領選で共和党の指名候補を確定させた実業家ドナルド・トランプ氏が国際社会が直面する問題で正しい選択肢を推進することを信じる欧州連合(EU)加盟国の住民はわずか9%に過ぎなかったとの最新世論調査結果を報告した。
逆の意見は85%だった。トランプ氏は自らの外交政策の軸を「米国第一主義」に置くと宣言している。
一方、米民主党の候補者指名を確実にしているクリントン前国務長官の能力については59%が信頼すると回答。信用出来ないとしたのは27%だった。
今回調査はEU10カ国、アジア太平洋の4カ国、カナダと米国の計2万132人を対象に4月4日~5月29日に実施した。
調査結果によると、中国でトランプ氏が信頼に値するとしたのは22%。逆の評価は40%、わからないとしたのは39%だった。トランプ氏は大統領選で中国の対米貿易政策などを再三指弾している。