北朝鮮、米大統領選に合わせ挑発行動も 米シンクタンク予想

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北朝鮮問題は次期大統領にとっても対応が困難な課題となるとの見方も

北朝鮮問題は次期大統領にとっても対応が困難な課題となるとの見方も

2010年以降、韓国では軍が政治判断を待たずに挑発行為に対して反応することが容易になった。米中央情報局(CIA)の調査員だったブルース・クリングナー氏は、「(韓国軍は)以前よりも早く報復措置に出る公算が大きい。飛躍的な反応に出る可能性も大きい」と話す。

さらに、核能力を増大させている北朝鮮が増長し、「挑発だけにとどまらず、実際の攻撃に出る可能性もある」とクリングナー氏は言う。

CIAのブレナン長官は、次期大統領にとって北朝鮮は最も対応が困難な国家安全保障上の課題になるとの見方を示す。

それにもかかわらず、米国には北朝鮮の核開発を阻止する手段がほとんどないと、CSISのマイケル・グリーン氏は指摘する。「これが外交で解決できるとは思わない」と同氏は述べ、「米国が同盟国やパートナー、それにうまくいけば中国と共にできることは、北朝鮮の技術利用や資金を締め付け、核開発を減速させ、交渉の場を整えることだ」と話している。

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