国旗柄の下着1枚でF1観戦、豪男性9人逮捕 マレーシア
オーストラリアの外務貿易省は現地の公館が本人らに支援を提供していると述べたが、プライバシー保護を理由にそれ以上の情報公開を避けた。
レースが開催されたセパン国際サーキットの責任者はこのグループを「文化への配慮と敬意に欠ける外国人」と呼び、取り調べて「閉じ込める」べきだと主張。オーストラリアの評判を落とす行為だとも批判した。
オーストラリアのメディアが4日に伝えたところによると、グループの1人はパイン国防産業担当相の顧問を務める国防技術の専門家だという。
イスラム教徒が多数を占めるマレーシアは、公共の場でのみだらな行為を厳しく取り締まることで知られている。昨年5月には、神聖な場所とされるキナバル山で全裸になって写真を撮った外国人4人が逮捕された。地元住民らは外国人の行為が山の精霊を怒らせ、その後発生した地震の原因になったと主張した。