マルコス元大統領の英雄墓地埋葬、フィリピン最高裁が判断へ
マルコス氏は1986年まで約20年にわたって独裁政権を率い、戒厳令を敷いて反対派を弾圧した。今では当時のことを知らない若者も多く、一族は政界への影響力を維持している。
息子のフェルディナンド・マルコス・ジュニア氏は今年5月の副大統領選に出馬したが小差で敗れた。イメルダ夫人は、巨額の公金を横領した罪に問われたにもかかわらず下院議員に当選し、現在4期目。
北イロコス州の知事を務める娘のアイミー氏は17日の集会で演説に立ち、ドゥテルテ大統領が示す埋葬計画は国民の和解につながると訴えた。