モスル奪還作戦、市東部で激戦 ISISが激しい抵抗
(CNN) イラク軍は過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に支配された北部モスルの奪還を目指し、クルド人部隊「ペシュメルガ」とともに市東部で攻勢を仕掛けている。ISISの激しい抵抗を受け、今後さらに厳しい戦いが続くとみられる。
アバディ首相は先月17日の作戦開始に当たり、長期戦となる恐れがあるとの警告を発していた。近郊から進軍を続けていたイラク軍は、3日にモスル市内に入った。
現地では4日から5日にかけて、イラク軍特殊部隊に同行していたCNNの上級特派員と報道カメラマンが大規模な戦闘に巻き込まれ、一時的に立ち往生した。
3万人規模のイラク軍部隊には、中部ファルージャや西部ラマディの奪還作戦に参加した精鋭部隊のメンバーも含まれている。しかしかつてほどの強さはなく、能力は部隊によってばらつきがある。