ロシア大使暗殺のトルコ警官、家族を聴取 ギュレン運動と関係か
一時的に拘束された同容疑者のおじは、トルコ政府がテロ組織とみなすギュレン運動に関連した私立校の元幹部だったとされる。アルトゥンタシュ容疑者の自宅の捜索では、国際テロ組織アルカイダに関する書籍のほか、ギュレン運動に関する書籍も見つかったという。
トルコ政府は今年7月のクーデター未遂にギュレン運動が関与したと非難。容疑者とされる関係者が大量に拘束されたり解職されたりする事態に発展していた。
ロシア大使暗殺事件の数時間後には、アンカラの米大使館前でも男が散弾銃を発砲する事件があり、男はトルコ警察に逮捕された。負傷者は出なかった。この事件を受けて20日、トルコ国内の米大使館や領事館は休館となった。