米ロ首脳、大統領選介入疑惑を議論 会談後に認識食い違い
トランプ政権高官はすぐに、トランプ氏がプーチン氏の主張を受け入れたことを否定した。ティラーソン長官も、トランプ氏は介入疑惑を追及した後、次のテーマに進んだと説明。「大統領2人が焦点を当てていたのは、我々がどう前進していくかという点だった」と述べた。
またティラーソン氏は、ロシアが将来の選挙戦に介入する意図はないとの確証を両国がどのように得られるかについて議論が集中したとも明かした。サイバー空間での活動の評価に関するフレームワークも議論したという。
会議は「非常に建設的」で、2人の首脳はすぐに打ち解けたとも語った。
ロシアによる昨年の大統領選介入問題は、ワシントンで複数の調査が進行中で、数カ月にわたりトランプ政権に影を投げかけてきた。米情報機関は今年初め、ロシアがヒラリー・クリントン氏勝利の可能性を損なう取り組みを命令していたと結論づけている。