サウジ、汚職対策で王子11人拘束 閣僚ら3人解任
(CNN) サウジアラビア当局は4日、新たに設置された反汚職委員会の下で王子11人を拘束した。サウジ系の衛星テレビ局「アルアラビーヤ」が伝えた。これに関連して閣僚ら3人が解任された。
サウジの国営テレビ局によると、経済・企画相、国家警備相と海軍司令官が交代する。
反汚職委員会は、「サウジの発展を妨げる問題への積極的対策」の一環としてサルマン国王が設置を命じ、ムハンマド皇太子がトップの座に就いた。
同委員会には汚職に関与したとされる人物の捜査や拘束に加え、海外渡航を禁止したり、資産を凍結したりする権限がある。