北朝鮮、新型は「最も強力なICBM」 推定射程1.3万キロ

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北朝鮮は29日未明に発射したICBMについて、「超巨大な弾頭」の搭載が可能だと主張している

北朝鮮は29日未明に発射したICBMについて、「超巨大な弾頭」の搭載が可能だと主張している

ワシントン(CNN) 北朝鮮は、29日未明に発射した新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、「超巨大な弾頭」の搭載が可能だと主張している。

北朝鮮の国営メディアによれば、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が「火星(ファソン)15」を午前3時に発射するよう指示した。北朝鮮のミサイルとしては最も高い高度に達したという。

朝鮮中央通信(KCNA)は新型ミサイルを「最も強力なICBM」と形容。ロケット兵器システムの開発を完成させるという目標を達成したと伝えた。

北朝鮮によれば、火星15は、4475キロメートル上空まで到達し、53分間にわたって飛翔し、日本海に落下した。こうした数字は日韓の推計とも合致する。

米民間団体「憂慮する科学者同盟」のデービッド・ライト氏によれば、今回のICBMを通常の角度で発射した場合、1万3000キロを飛翔する能力がある。東海岸にある米首都ワシントンを含む米全土に到達する能力があるという。ただ、重たい核弾頭を搭載した場合には、その限りではない可能性もあるとした。

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