ロシア旅客機墜落 遺体の収容進む、レコーダー解析へ

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モスクワ近郊で起きた旅客機墜落事故で、遺体の収容が進められている

モスクワ近郊で起きた旅客機墜落事故で、遺体の収容が進められている

モスクワ(CNN) ロシアの首都モスクワ近郊で離陸直後の旅客機が墜落した事件で、事故現場では遺体の捜索が進められており、救急隊員は約200点の遺体の一部を収容した。遺体の収容は12日夕までに行われる見通し。旅客機には71人が搭乗していたが、全員が死亡した。

非常事態省の広報担当によれば、600人のチームが救難機の支援も受けて付近を捜索しているという。

ロシア調査委員会の広報担当は先に、遺体や機体の残骸が少なくとも半径1キロの範囲に散らばっていると述べていた。

旅客機は11日、モスクワのドモジェドボ空港を出発直後に墜落していた。

フライトレコーダーとボイスレコーダーも発見されたが、事故の原因などについては詳細が得られていない。

墜落したのはサラトフ航空のアントノフ148型機。カザフスタン国境に近い都市オルスクへ向かっていた。乗員は6人。乗客は65人で、中には5歳、13歳、17歳の未成年者3人も含まれていた。

ペスコフ大統領報道官は地元メディアに、プーチン大統領が遺族ら全員に対して深い哀悼の意を表明したと述べた。

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