リステリア菌で180人死亡、加工肉が発生源 南ア
当局は、子どもたちが通っていた保育所でエンタープライズ社が製造したソーセージなどを回収。同社のポロクワネ工場で製造された製品からリステリアの陽性反応が出て、これがほぼ全症例の感染源だったことが確認された。
影響は同社のソーセージにとどまらず、他の加工肉も製造や流通の過程で二次汚染された可能性がある。保健相は、ウインナソーセージやフランクフルトソーセージなどのほか、そのまま食べられるコールドミート製品もリステリア菌に感染した恐れがあるとして、こうした加工肉は一切消費しないよう呼びかけている。
リステリア菌は発熱や下痢などの症状を引き起こし、高齢者や妊婦、新生児などは特に危険が大きい。