中国初の国産空母、試験航海を開始 2020年までに就役か
001A型の画像や衛星画像を分析した専門家は、船体では微妙な点で変更が加えられているとし、搭載機を最大で8機増やすことが可能になっていると説明。遼寧の搭載能力は現在、固定翼の航空機とヘリコプター含め約30機となっている。
オーストラリアの研究機関「グリフィス・アジア研究所」の研究員は、遼寧の建造は訓練目的の色彩が強く、001A型は世界での実際の作戦遂行への投入を目指していると分析している。
香港紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」によると、中国の人民解放軍は3隻目となる空母建造に着手。スキージャンプ方式とは異なるより先端的な航空機離発着艦システムの導入も取りざたされている。