はしかがロシアで猛威、W杯観戦者はワクチン接種を WHO
米ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院で分子微生物学などを専攻するダイアン・グリフィン教授は、さまざまな国から人が集まるW杯のような巨大スポーツイベントについて、はしかが流行するうえで絶好の環境を提供すると指摘する。
WHOのバトラー氏は「万が一感染してしまった場合は、自国や他の国にウイルスを持ち込まないようにするのも非常に大切になる」と説明。その上で「重要なのはW杯に行こうが行くまいが、誰もがワクチンを確実に接種することだ」と強調した。
W杯ロシア大会は今月14日に開幕し、来月15日までの日程で行われる。