北海道で強い地震 家屋倒壊、約300万戸で停電
東京(CNN) 北海道で6日未明、マグニチュード(M)6.7の地震があった。NHKによると、この地震で土砂崩れが発生し、多くの住宅が土砂で押し流されるように倒壊しているという。
当局によると、この地震による負傷者も出ており、全域で救助隊が出動している。
NHKは気象庁の話として、M5.4の揺れを含む余震が相次いでいると伝えた。米地質調査所は、M6.6の揺れを観測したとしている。
北海道電力は、およそ300万戸が停電していることを明らかにした。
菅義偉官房長官は、北海道電力の泊原発について、電力の供給はストップしたが、外部電源が喪失しても1週間は稼働できると語った。
住民らは地震で目を覚ましたと話し、30秒~1分ほど揺れが続いたと伝えている。
NHKは倒木で寸断された道路や、倒壊した家屋の映像を映し出している。
気象庁によると、今後1週間程度は余震が続く恐れがあり、震源地に近い地域では建物が倒壊する危険も高まっているとして、注意を呼びかけている。