銃乱射テロの容疑者、警察が射殺 フランス
(CNN) フランス東部ストラスブールで起きた銃乱射事件で、容疑者の男が13日、警察に射殺された。パリ検察が明らかにした。
ストラスブールのクリスマス市付近で11日に起きた事件では、男が銃を乱射し、3人が死亡、13人が負傷した。検察によると、男は犯行当時、「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという。
捜査当局はテロ事件として捜査を続け、現場から逃走したシェリフ・シェカット容疑者(29)の行方を追っていた。
カスタネール内相によると、ストラスブール市内で13日夜、警官がシェカット容疑者とみられる男を見かけて職務質問しようと近付いたところ、同容疑者が警官に向けて発砲したため、警官が同容疑者を射殺した。
事件を受けてストラスブールでは夜間外出禁止令が出され、フランスはテロ警戒レベルを引き上げていた。ストラスブールはドイツとの国境に近いことから、欧州3カ国で警察や軍が容疑者の行方を追っていた。