南米アルゼンチンなど3カ国、全土で停電 チリとブラジルの一部も

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停電により各地の駅も暗闇に包まれた。写真はブエノスアイレス市内にある駅/Lalo Yasky/Getty Images

停電により各地の駅も暗闇に包まれた。写真はブエノスアイレス市内にある駅/Lalo Yasky/Getty Images

(CNN) 南米アルゼンチンの送電会社エデスールは16日、電力相互接続システムで障害が発生し、アルゼンチンとパラグアイ、ウルグアイの3カ国が全面的な停電に見舞われたと発表した。

エデスールによると、停電はチリの一部とブラジル南部でも発生した。チリのCNNは、16日午後までに同国のシステムは正常に戻ったと伝えている。

ウルグアイとパラグアイはその後、全土で停電が起きている国の一覧からは外されたが、どの程度復旧しているのかは不明。エネルギー当局によれば、ウルグアイの電力はまだ一部のみの復旧にとどまっている。

アルゼンチンのエネルギー長官は記者会見で、同国の半分以上で16日夕刻までに電力が復旧したと発表した。原因については専門家が調査中だが、現時点では究明できていない。

エデスールによると、障害は現地時間の午前7時ごろ、アルゼンチン政府が運営する相互接続システムで発生した。

同社広報はCNN系列局のTNに対し、アルゼンチン全土が停電に見舞われたのは同国史上初めてだったと話している。

ツイッターには、暗闇に包まれたブエノスアイレスの動画が投稿された。投稿した男性はCNNの取材に対し、「おかしなことに、停電しているのに携帯電話のインターネットは利用できる」と語った。

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