全世界の男女平等、実現は100年先か 世界経済フォーラムが報告書

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東アジアなどでは、国の発展水準と男女平等のランキングが必ずしも一致していない。日韓中のような国は学業成績を重んじる文化を反映して教育面の格差縮小が進む一方、政治面、経済面での遅れが目立つ。

日本の女性が家事などの無償労働に従事する時間は男性の4倍に上り、女性たちが労働市場や政治に参加する時間と労力を奪っている。

安倍政権は数年前から女性の活躍推進を掲げ、女性の就業率は上昇したが、昇進の機会は依然として限られているケースが多い。

報告書はアジア諸国に向けて、職場内の保育施設を整備し、男性の育児休暇取得を促進するなどの対策を提案した。

南アジアでも男女間格差は大きく、総合112位のインドは女性の就業率が25%と、世界最低水準にとどまった。女性が働く場合の所得も男性の約5分の1と推定される。

インドでは女性に対する暴力や結婚の強要も横行し、健康面のランキングは150位となっている。

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