動物園のライオン舎で男性の遺体発見 パキスタン
(CNN) パキスタン東部のラホールで、動物園のライオン舎の中から男性の遺体が発見され、警察が捜査に乗り出した。
遺体で見つかったのは、ラホールサファリ動物園の造園職員だったムハマド・ビラルさん(18)。同動物園によると、24日から行方が分からなくなり、家族が探していたが、26日になって、ライオン4頭が飼育されている囲いの中から頭蓋骨(ずがいこつ)と骨2本が見つかった。
警察は、ビラルさんが自分でライオン舎に入ったのか、それとも何者かが遺体をこの場所に遺棄したのかを調べている。
動物園側は、ライオン舎は安全だったと強調した。
ラホールサファリ動物園は、ライオンのほかにツルやシカを飼育している。
2019年8月には南アフリカで、男性が自分の飼育していたライオンに襲われて死亡していた。