三つ子の新生児が新型コロナ陽性、容体は安定 メキシコ
(CNN) メキシコ中部サンルイスポトシ州で今月生まれた三つ子の未熟児が、新型コロナウイルス感染の検査で陽性反応を示したことが分かった。
州保健相が24日の記者会見で語ったところによると、三つ子は17日に誕生。州当局が定めた未熟児への対応に従って新型ウイルスの検査を実施したところ、3日後に陽性が判明した。
保健相によれば三つ子の容体は安定していて、経過は良好。1人が呼吸器症状を示したが、抗生物質がよく効き、現在も投与を続けている。
両親はPCR検査で陰性判定が出た。三つ子とはビデオ会議システムを通して面会している。
保健当局者らによると、新型ウイルスは胎盤や母乳を通して感染する可能性も考えられるが、今のところ世界にも研究例がないという。
CNNは当局に、三つ子の感染源に関する詳しい情報を問い合わせたが、回答は得られていない。