新型コロナの死者数、世界累計300万人超 感染者は1.4億人に
ロンドン(CNN) 米ジョンズ・ホプキンス大学が17日に発表した集計によると、新型コロナウイルス感染症による世界の死者は同日までに累計で300万人を超え、感染者は累計1億4000万人に達した。
国別の集計では、米国の死者が最も多く56万6224人。ブラジルの36万8749人、メキシコの21万1693人がこれに続いている。
世界の1日当たりの死者は先月いったん減少に転じたものの、再び増加傾向にある。直近7日間の平均で約1万2000人と、1月末に記録した過去最多の1万4500人に迫っている。
ワクチン接種が進む米国や英国では1月末から、1日当たりの死者が減少し始めた。一方でブラジルやインドでは、感染が過去最悪の勢いで拡大している。
ブラジルの1日当たりの死者は約3000人で、世界全体の4分の1近くを占める。同国の死者数は3月初めから連日、世界最多が続いている。
インドで17日に確認された新規感染者は23万4692人と、米国の3倍近く。同国の死者は1341人に達し、集計ミスの修正で跳ね上がった昨年6月17日の2003人を除けば過去最多を記録した。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の感染者は累計1億4000万人に達した。1日当たりの新規感染者も1月の最多記録に迫り、7日間平均で73万人を超えた。