エールフランス機、パリ着陸後に乗客退避 匿名の脅迫受け
(CNN) パリの空港に着陸した仏エールフランスの旅客機で3日、匿名の脅迫を受けて乗客の退避が行われる騒ぎがあった。
同社によると、チャドの首都ンジャメナ発のAF865便は、脅迫を受けて「フランス空軍の戦闘機1機に付き添われて」パリのシャルル・ドゴール空港に着陸した。
ダルマナン内相は事件の数時間後、爆発物が機内にあるとの懸念は誤りで、そうした装置は見つからなかったと述べた。
ダルマナン氏によると、省庁横断型の危機委員会が招集されたが、既に終了したという。
フランス政府は声明で、現地時間午後4時1分(日本時間午後11時1分)に同機は無事着陸し、隔離されて当局が機体を引き継いだと発表。当局は事件の調査を進めている。